スマホアプリの多言語対応をしたらダウンロード数が100倍になった

Android向けに計算機アプリを出していたのだけど、2年くらいほとんどダウンロードされていなかった。
しかし去年、iOS版を多言語対応したついでに、Android版もやってみたのだけど、そうしたらダウンロード数が大幅に増えた。

テキストとスクリーンショットの用意で手間はかかったものの、Google翻訳を使ったので、費用はまったくかかっていない。
それでいて月ごとのダウンロード数は100倍くらいになったので、やった価値は十分にあったと言える。

(といっても、倍率がすごいのは元が低すぎたから、という理由が大きい。
一桁だったのが数百になったのだ)

理由はわからないけど、インドネシアでのダウンロード数が一番多くなっている。
特にインドネシア向けの機能は実装していないのだけど、もしかしたらインドネシア語に対応している計算機アプリは少なくて、そのために比較的ストアで露出しやすいのかもしれない。

Androidは安価な端末が多く、経済力がそんなにない国でもたくさん使われているので、しぼりこみをせず、できる限り対応する言語を増やしていくと、ダウンロード数が伸びていくのだと思われる。
むしろちょっとマイナーな言語の方が、競争相手が少なくていいのかもしれない。
(インドネシアは人口がかなり多い(日本の2倍くらい)ので、マイナーというのはおかしいかもしれないけど)

今のところ20言語くらいに対応しているのだけど、これからもできるだけ増やしていこうかと思っている。

ちなみに言語を増やすことのデメリットには、更新するたびに、更新内容のテキストを各言語で用意する手間がかかるのと、スクリーンショットの変更が発生した際に、その対応が大変なことがある。

でもまあ、そんなにたいしたことでもない。

というわけで「このアプリ、機能は悪くないはずなんだけど、いまいちダウンロードされていないな〜」というものがあったら、多言語対応をしてみると道が開けるかもしれない。

ちなみに私の計算機アプリは以下のリンク先からダウンロードできる。
無料だし、割引と消費税計算がワンタッチででき、メモリーキーもついていて便利なので、よかったら使ってみて欲しい。

(iOS版は10万ダウンロードを超えていて、そこそこ人気があるよ♪)

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