iOSでIDFAがオプトイン化されることにより、アプリ運営者の広告収益の減少が予想されています。
実際にそうなってみないと影響は測りきれませんが、事前に考えてみたくなるのが人のサガというもの。
影響を推測するために、IDFAを使った広告はどのくらい配信されているのかを、確認することにしました。
ターゲットのタイプを見てみる
今回は広告の「ターゲットのタイプ」を見てみます。
これはadmobの「レポート」→「ディメンション」→「ターゲットのタイプ」から表示できます。
すると「コンテンツ」「ネットワーク掲載」「パーソナライズ」などの分類が出てきて、それぞれの収益額、eCPM、表示回数などが確認できます。
「コンテンツ」は、そのアプリやサイトの内容に合わせて表示される広告です。
「ネットワーク掲載」は、特に絞り込みが行われていない、汎用的な広告です。
そして「パーソナライズ」はIDFAに基づき、特定のユーザー向けに表示される広告です。
今回影響を受けるのは、このうちのパーソナライズだということになります。
コンテンツの方が収益性が高かった
このような設定からして、パーソナライズ > コンテンツ > ネットワーク掲載の順に収益が高くなりそうですが、実際は異なっていました。
私のアプリの場合、昨年のコンテンツのeCPMが113円で、パーソナライズは76円という結果になっていました。
パーソナライズされたものの方が、単価が低いことになります。
だとすると、パーソナライズされない方がよいのでは、と思えてきますが、実際のところどうなのでしょう。
コンテンツもパーソナライズも、クリック率は変わらないので、純粋にパーソナライズの方が単価が安いということになります。
だとすると、なんのためにパーソナライズしているのか、ちょっとわからないですね。
パーソナライズは配信量の7割を占めているので、admobのシステムにはそうするだけの理由があるのでしょう。
どのような仕組みでそうなっているのか、admobに聞いてみないとわかりませんが、パーソナライズ広告の方が在庫が多くて配信しやすい、といった傾向にあるのかもしれません。
もしもそうでなければ、IDFAのオプトイン化が導入されても、単価が高いコンテンツの配信が増えることで、広告収益には影響が出なくてすむ可能性もあります。
(だいぶ願望がまじっていますが)
いずれにしても、今は様子を見るしかないのですが、IDFAの利用許可をユーザーに求めるかどうかは、iOSのオプトイン実装後にデータを検証してから決めようと思います。

