switch向けに出ている、ドラクエ11Sの体験版をやってみた。
PS4も3DSもやらなかったので、ドラクエ11に触れるのはこれが初めて。
感想としては、丁寧に作られていて、よりユーザーフレンドリーになったドラクエ、という印象を受けた。
戦闘は相変わらずコマンドぽちぽち型で、最近のゲームに比べると古めかしい感じはするのだけど、まあドラクエってこういうものだよな、と思い、しばらく遊んでいるうちに気にならなくなった。
複雑さや難しさがなく、誰でも安心して遊べるゲームも必要だと思う。
ストーリーやキャラクター
まだ序盤だけど、ストーリーもキャラクターも安定感があり、いつものドラクエという感じ。
不快感やわかりにくさがなく、流れの中にプレイヤーを乗せていくのが相変わらずうまい。
いつもと違うのは主人公が「悪魔の子」と呼ばれ、追われる展開になっていることくらいだろうか。
システム面
システム面では、ダッシュができたり、戦闘スピードを選べたりで、8や9の頃と比べると、だいぶ便利になっている。
そしてスキルの振り直しができるようになっているのもよい。
ユーザーがストレスを感じそうな要素に手を加え、快適に遊べるようになっている。
声の追加
switch版では声が追加された。
ドラクエに声がいるのかな、と思っていたのだけど、予想外によかった。
最初はあってもなくても、という感想だったけど、双子の姉妹が仲間になる際に、ハモって語りかけてくるシーンを見て、そこで声があった方がいいな、と感じた。
ここは声があるとないとではだいぶ印象が変わるだろうし、switchを持っている人は、とりあえず双子が仲間になるところまではプレイしてみた方がいいと思う。
(6時間くらいかかるけど)
鍛冶
鍛冶のミニゲームがついていて、自分で装備を作れるのはなかなかよい。
ドラクエは武器・防具の調達のために、えんえんと雑魚敵と戦わされることが多かったのだけど、今回はその必要が少なくなっている。
素材の調達が簡単なのも好印象。
このあたりはドラクエ10の要素が導入されているようだ。
気になった点
ダンジョンの中にもセーブや回復できるポイントがあるのは、ちょっと難易度下げすぎかな? という印象を受けた。
フィールドでもキャンプでセーブ・回復ができるのは便利だけど、緊張感はなくなった感じがする。
また、ダンジョンの構造が地図ですぐにわかってしまうのも、ちょっとやり過ぎ感があった。
階段の場所なんかは近づかないとわからなくなっているのだけど、探索する楽しみがそがれている。
後は戦闘中のカメラが、そのままだとちょっと見づらい。
自分で調整できるけど、全体が見わたしにくく、仲間の様子が見えないことが多かった。
未プレイなら買い
すでにプレイ済みの人が遊んで楽しいほど、大きな変化はないようだけど、switchを持っていて、ドラクエ11をまだやっていない人なら、買う価値は充分にある、というのが全体の感想。
個人的には、発売日に買うかはわからないけど、そのうち買って遊ぶと思う。
