Google Playストアで新しいアプリを出すにあたって、事前登録を利用してみることにした。
でもちょっと設定の手順がわかりにくかったので、ここにメモをしておく。
アプリをリリースする準備を完了する
・アプリの apk 、もしくは aab ファイルを用意し、Play Consoleにアップロードする
・ストア情報や価格、レーティングなど、リリースに必要な項目を全て設定する
これらの、リリース時に必要な手順をまずこなしておく。
この時点ではまだ、アップロードして保存するだけで、アプリを公開しない。
事前登録を設定する
ファイルが登録済みになると、「アプリのリリース」から「事前登録」が利用できるようになる。
この項目の「管理」を押すと、事前登録を受け付ける国を選択する画面に遷移する。
そこでリストから事前登録を受け付ける国を選び、「保存」を押す。
この時点では、まだ事前登録の受付は開始していない。
アプリを公開する
最後に登録したアプリを「アプリのリリース」→「製品版トラック」から公開する。
すると審査が行われるまで、承認待ちとなる。
しばらく待つと承認が終わり、公開される。
(承認が終わるまでの時間には、けっこうムラがある)
すると、事前登録を受け付ける状態になり、Playストアに情報が掲載される。
ストアの表示を確認する
ここまでの手順がうまくいっていると、本来はアプリをダウンロードするボタンのところに「事前登録」のボタンが表示される。
ストアのURLは
https://play.google.com/store/apps/details?id=アプリのパッケージ名
となる。
たとえば私のアプリだと
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kdevelop.TaxCalc
になる。
開発者のID+アプリのIDという、いつもの形式だ。
あとはこのURLをSNSやブログなどで拡散し、登録を促すという手順になる。
この事前登録からのコンバージョンは38%程度だそうで、けっこう割合が高い。
なのでやっておく価値はあるだろう。
ゲームの場合だと、googleが取り上げてくれる場合もあるようだ。
登録数は、事前登録の設定画面や、「統計情報」で確認できるようになっている。
アプリのリリース方法
アプリをリリースするタイミングが来たら、「ストアでの表示」→「価格と配布」を選択し、「国を管理」を押す。
そして「利用可能」にステータスを変更すると、アプリが公開され、ダウンロード可能になる。
この時に登録していたユーザーに通知が行き、ダウンロードされたり、されなかったりする。