幕末「最後の将軍」(著:司馬遼太郎)の感想・レビュー 「最後の将軍」はタイトルの通り、徳川幕府の最後の将軍となった、徳川慶喜(よしのぶ)を主人公とした小説です。徳川慶喜と言えば、大政奉還によって統治権を朝廷に返還したことと、新政府軍の追討を受けた際に、徹底して降伏・恭順の意を明らかにし、江戸が...2017.08.29幕末読書感想
幕末「大久保利通 維新前夜の群像5」(著:毛利敏彦)の感想・レビュー 大久保利通は幕末から明治初期にかけて活躍した政治家で、「大久保利通 維新前夜の群像5」はその事跡を紹介している本です。大久保は、幕末期には薩摩藩の藩政改革や朝廷工作を、維新後には明治初期の政治体制の確立を主導しています。それゆえに、外交や軍...2017.08.28幕末読書感想
幕末薩英戦争における薩摩藩の死傷者数は少なすぎるのではないか? 最近、1863年に発生した薩英戦争について調べていたのですが、どうも不自然だな、と感じたことがありました。それは、この戦争における薩摩側の死傷者数が、異常なまでに少なすぎるのでは? という点です。この戦いではイギリス側は63名が死傷し、薩摩...2017.06.28幕末日本史
歴史エッセイ歴史に見る「海の民」と「陸の民」の対立構造について アメリカを始めとする世界的な政治情勢の混乱の原因は、古代から連綿と続く沿岸部と内陸部の対立が、現代において先鋭化していることにあるのではないか、という仮説を考えた。例えば日本の歴史においては、平安時代末期の源氏と平氏の抗争がこれに当たる。源...2017.02.13歴史エッセイ
戦国時代毛利隆元に興味を引かれたという話 先日、毛利元就と厳島の戦いについての記事を書く時に、毛利隆元についても調べてみました。毛利隆元について知っている人は、きっと少なめだと思います。隆元は戦国時代に中国地方の覇者となった元就の長男で、吉川元春や小早川隆景の兄です。(弟たちの姓が...2017.02.11戦国時代歴史エッセイ
人物「源氏物語」の作者、紫式部について 紫式部は平安時代の女性で、「源氏物語」の作者として知られる人物です。中級貴族である藤原為時の娘として978年に誕生したと言われていますが、諸説があって生没年ははっきりとしていません。また「紫式部」は父が「式部大丞」という地位にあったことに由...2016.11.25人物平安時代文学
人物「信長公記」の著者・太田牛一について 太田牛一(ぎゅういち)は織田信長に仕えていた武将で、「信長公記」という歴史書の作者として知られています。1527年に尾張で生まれ、守護の斯波義統に仕えていました。斯波義統が家臣の織田信友に討たれた後、その嫡男である義銀に従って織田信長に仕え...2016.11.23人物戦国時代日本史歴史書
人物美濃三人衆とは 美濃三人衆は戦国時代に美濃(岐阜県)の西部を支配していた国人領主たちを指す名称です。安藤守就(もりなり)・稲葉一鉄・氏家直元の3人を指します。彼らは美濃を支配する斎藤氏に仕えていましたが、尾張の織田信長の勢力が伸びてくるとこちらに寝返り、信...2016.11.23人物戦国時代日本史用語
人物小野道高・道好と井伊氏の抗争について 小野道高は戦国時代に遠江(静岡県西部)の国人領主・井伊直盛に仕えていた人物です。井伊氏は井伊谷という土地に鎌倉時代から割拠しており、戦国時代になると駿河の今川氏の傘下に入っていました。小野道高は家老という立場でありながらも、主家をおびやかす...2016.11.18人物戦国時代日本史
人物井伊直盛から直親、直虎への家督の継承について 井伊氏は遠江(静岡県西部)の井伊谷に勢力を持っていた豪族です。鎌倉時代から同地の領主になっており、長く割拠していました。戦国時代になると駿河(静岡県東部)の今川氏の勢力下に入りますが、時に対立し、時に従いと、付かず離れずの関係でもあったよう...2016.11.16人物戦国時代