三国志群雄

三国志

袁術 仲の皇帝を名のるも、蜂蜜も得られずに最期を迎える

袁術えんじゅつ》は後漢の末期に群雄のひとりとして活動し、やがて皇帝を僭称した人物です。一時は孫堅や孫策を従えて強勢を誇りましたが、信義に欠け、人望が乏しかったので孤立していきました。仲《ちゅう》という国を建国したものの、諸侯から承認されず、...
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劉表 孫堅を破り劉備を客分とした、荊州の支配者の生涯

劉表《りゅうひょう》は後漢の統治力が衰えた時代に荊州《けいしゅう》の刺史《しし》(長官)となり、支配権を確立した人物です。そして孫堅の侵攻を受けるものの、孫堅を討ち取って撃退に成功するなど、守勢に強いところを見せています。また、曹操に敗れて...
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董卓 後漢の実権を掌握するも、呂布に殺害された暴君の生涯

董卓は後漢の末期において、辺境の兵を率いて洛陽《らくよう》に乗り込み、実権を掌握した人物です。その後、彼が3年に渡って暴政を行ったことで、後漢王朝の権威は地に墜ち、やがて魏に取ってかわられることになります。その結果、董卓は暴君の代表的な人物...