用語集 宦官とは 蔡倫・曹騰・十常侍について 宦官かんがんは中国などに存在していた、去勢された上で、宮殿に仕える者たちのことを言います。もともとは去勢されているとは限らなかったのですが、後漢以降は去勢された者だけが宦官に就任したため、「宦官=去勢された者」と認識されるようになっています... 2019.01.19 2019.01.20 三国志中国史官職用語集
用語集 丞相とは 三国志では曹操や諸葛亮が就任 丞相じょうしょうは中国の官職です。「丞」と「相」はともに「たすける」という意味です。これを合わせた丞相は、天子(王や皇帝)を助けて国政を司る役目を担いました。王の下で政務を総覧し、官僚を統率する最高官で、現代で言えば首相にあたる地位です。初... 2019.01.17 2019.02.21 三国志中国史官職用語集
用語集 征北将軍とは 三国志では陸凱が就任 征北せいほく将軍は中国の官職です。後漢や三国時代などに設置されていました。「北を征する」の名の通り、北方を担当する方面司令官でした。征西・征南・征東将軍と合わせて四征将軍とも呼ばれます。使持節という独自の指揮権を与えられ、長史(副官)や司馬... 2019.01.17 2019.01.21 三国志中国史官職用語集
用語集 征東将軍とは 三国志では張遼や曹休が就任 征東せいとう将軍は後漢や三国時代の官職です。「東を征する」の名の通り、大陸の東部を担当した方面司令官でした。他に征北、征西、征南将軍も存在しており、合わせて四征将軍とも言われます。征東将軍は寿春に駐屯することになっており、青州、兗えん州、徐... 2019.01.16 2019.01.21 三国志中国史官職用語集
用語集 征西将軍とは 三国志では馬騰や夏侯淵が就任 征西せいせい将軍は中国の官職です。後漢や三国時代に設置されていました。征西は「西を征する」の意味で、後漢の西部で反乱が起きた場合に、それを征伐する役目を担っていました。このため、敵がいない時期には設置されず、必要に応じて任命されています。使... 2019.01.15 2019.01.21 三国志中国史官職用語集
用語集 征南将軍とは 三国志では趙雲や曹仁が就任 征南せいなん将軍は中国の官職です。後漢や三国時代に設置されました。「征南」とは「南を征する」の意で、その名の通り、南方に敵がいた場合に攻撃する役目を担いました。具体的には荊けい州と豫よ州が担当地域で、新野に駐屯することになっていました。使持... 2019.01.13 2019.01.21 三国志中国史官職用語集
用語集 蜀漢とは 劉備による建国と、劉禅による滅亡について 蜀漢しょくかんは中国の三国時代に存在した国家です。国号は漢であり、前漢や後漢と区別するために、蜀漢と呼ばれています。「蜀」は中国の南西部にある益州のことで、ここに劉備が割拠したことがきっかけで、建国されました。首都は成都です。【蜀漢を建国し... 2019.01.13 2019.01.21 三国志中国史用語集蜀
用語集 衛将軍とは 三国志では曹洪や姜維が就任 衛えい将軍は中国の官職です。前漢の時代に、宮廷の衛士を統括し、皇帝を守る職として設置されています。つまりは近衛兵団の司令官の地位です。前漢の中興の祖と称えられる九代皇帝・宣帝(在位 前74年 - 前48年)の時代には、衛将軍の地位にある者が... 2019.01.12 2019.01.21 三国志中国史官職用語集
用語集 車騎将軍とは 三国志では張飛や曹仁が就任 車騎しゃき将軍は中国の官職です。車騎の「車」は「戦車」を意味し、「騎」は「騎馬隊」を意味します。つまり車騎将軍は「戦車と騎馬隊を率いる将軍」を意味しています。前漢では前漢では、初代皇帝・劉邦に仕えた灌嬰かんえいが就任しています。灌嬰は絹商人... 2019.01.11 2019.01.21 三国志中国史官職用語集
用語集 驃騎将軍とは 三国志では馬超や司馬懿が就任 驃騎《ひょうき》将軍は中国の官職名です。前漢・武帝の時代に創設されました。「驃騎」は「白まじりの赤栗毛の馬」や「馬が疾走する様子」を意味しています。初めて任命されたのは、匈奴《きょうど》という異民族の討伐で大活躍した霍去病《かくきょへい》で... 2019.01.10 2019.01.21 三国志中国史官職用語集