偏将軍とは 三国志では関羽、馬超、周瑜が就任

へん将軍は中国の武官に与えられた地位で、後漢から三国時代にも設置されていました。

将軍の号にはいくつもの種類があり、大将軍が最上位です。

一方で偏将軍は、将軍の階層の中では最下級になります。

偏とは「かたわら」という意味で、偏将軍は「中心ではなく、かたわらにいる将軍」を意味していました。

つまりは軍の副官といった立場です。

このため、将軍階級に上がった武官が、はじめに任命されることが多いのが偏将軍でした。

現代で言えば、准将にあたると思われます。

地位の高い将軍とともに行動し、補佐をしつつ、将軍としての勤め方を習得するための立場だったとも言えるでしょう。

これを足がかりにして、偏がとれた将軍位を得て、さらに出世していく場合もありました。

三国志の中では関羽や馬超、周瑜、陸遜といったそうそうたる人物たちが、この地位についたことがあります。

関羽は曹操に降伏した際に偏将軍に任命され、白馬で顔良を斬る活躍を見せました。

その後、劉備の元に戻るため、都を出奔したのは有名な話です。


【曹操から偏将軍に任命された関羽 後に劉備によって前将軍に昇格された】

なお、類似の地位には将軍や牙門将軍があります。

隋や唐の時代になると、大将軍位の乱発で大きく身分が下がり、下級軍人にも与えられる地位になってしまいました。

スポンサーリンク
用語集 官職 三国志 中国史

三国志の電子書籍のご案内

当サイトの管理人が制作した電子書籍『正史に基づく三国志 蜀志篇』を、Amazonのkindle storeで販売中です。
正史に基づき、劉備の誕生から蜀の建国、そして滅亡までの過程を描いています。

定価は500円ですが、10月27日〜11月9日の間は350円のセール価格で販売しています。

kindle unlimitedに登録されている方は、追加料金なし(0円)で読むことができます。 こちらのページで紹介文とサンプルが読めます。
『正史に基づく三国志 蜀志篇』という電子書籍をkindle storeにて販売開始しました
電子書籍『正史に基づく三国志 蜀志篇へん』を、Amazonのkindle storeにて、販売開始しました。 これは三国志に登場する蜀しょくという国を作り、支えた人物たちについて書いた本です。 三国志は二つあり、まず蜀や晋しんに...
三国志 人物列伝 三国志に登場する人物たちの、列伝記事の一覧ページです 三国志 用語集 三国志に関連する用語集の一覧ページです
「歴史の読み物」の更新情報を受け取る
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。

更新お知らせメールマガジン

下記のフォームからメールアドレスを登録すると、サイトの更新情報を受け取ることができます。
メールは土曜日の12時に配信されます。
歴史の読み物